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スマホユーザー、従来型利用者数を超える見通し [インドネシア納得情報]

今年、インドネシアにおけるスマートフォンユーザーの販売台数が、従来型携帯電話を超えると予想されています。

 

日本ではすっかりおなじみのスマートフォンですが、 インドネシアにおいても、

従来型の携帯電話からスマートフォン(多機能携帯電話)への需要シフトや

タブレット端末の人気上昇により、市場が拡大しています。

 

携帯端末の低価格化とデータ通信網の整備が進んでいるため、急速に需要のシフトが進むとみられています。

都市部を中心にデータ通信網の整備が進み、通信各社が低額の通信プランを用意しているため、

従来型携帯電話の販売はデータ通信ができない地方へ追いやられていくと考えられています。

 

2017年までにはスマートフォン所有者は、2013年と比較して151%増、タブレット所有者は88%増になるとの見込みです。

この需要拡大に伴い、インドネシアで携帯端末メーカーなど3社が現地生産を強化しています。

 

「アクシオー(Axioo)」ブランドの電子機器を製造販売するテラ・データ・インドヌサは、

来年第2四半期(46)に北ジャカルタのチャクンで新工場を稼働させます。

 投資額は800億ルピア(7億円)。タッチパネルの組み立て工程に必要な無菌室などを備える予定。

既存のスンター工場と合わせた日産能力は3,0004,000台となる見込み。

担当者によると、能力の増強によって今年の利上げ高に占める携帯端末の割合は23割に拡大する見通し(昨年は5%程度)。

現地調達率の引き上げに向けて、政府に関連産業の招致を進めるよう協力を呼び掛けています。

 

「クロス」ブランドの携帯電話端末を販売する地元アリエス・インド・グローバルも、

来年初めに中ジャワ州スマランにスマートフォン工場を稼働させます。

投資額は1兆ルピアで、生産能力は月間50万~60万台となります。

 

地元の携帯販売会社ティフォン(TiPhone)・モバイル・インドネシアは、

自社ブランドの製品を投入するため、工場の建設を計画。中国2社との可能性を探っています。

 

インドネシアでのSNS利用者の割合は非常に多く(フェイスブック大国です!)、

SNSやネットはインドネシアの生活になじみのあるものです。

特にスマホユーザーは、パソコンよりもスマホでネットへアクセスするケースが多く、

どこからでもSNSにログインできるスマホは魅力的なのではないでしょうか。

 

ちなみに、スマホの使用目的トップ3は

1、コミュニケーション

2、エンターテイメント

3、情報収集

となっており、チャットアプリはインドネシアでも人気があります。 

 

米ガートナーによると、昨年46月の携帯電話端末の世界販売台数が前年同期比4%増の43,500万台となり、

うちスマートフォンが52%を占め、初めて従来型販売台数を超えたそうです。

 

一方でインドネシアでの逆転現象はまだ起きないとの予測もありますが、

スマホユーザーが従来型の利用者数を超えるのも時間の問題ではないでしょうか。

 


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