なぜタイよりもインドネシアのイメージが沸きにくいのか『歴史から』 [インドネシア納得情報]
インドネシアとインドは何が違いますか?
えっ?バリ島はインドネシアにあるんですか?
大好きなジャワティーとトラジャコーヒーはインドネシア産ですか?
とこのように日本人は驚いたかもしれません。しかし、その驚きには理由があります。明治維新に遡りますと、日本は只管西洋諸国の列強を追いかけて、西洋の文化・制度を取り入れようとしました。従って、西洋で人気のあるものは、日本でも直ぐに人気になり、西洋の文化を身につけることで、自分たちは文化人だと多くの日本人が考えていました。
一方、当時、インドネシアという国がありませんでした。オランダ領東インド(当時のインドネシア)には多くの王国がありました。1931年に、パリ万国博覧会では、タイ国の紹介があるものの、インドネシアの紹介がありませんでした。あるのは、それぞれの民族の紹介でした。Walter Spiesは、この時に早くもバリ島をアピールしましたので、欧州で、いち早く人気になりました。
上記の図から分かるように、欧州で、紹介されたのは、『インドネシア』ではなく、個別的にバリ島やジャワ島だったことが分かりました。従って、日本人はタイ国になじみがありますが、インドネシアには殆どなじみがありません。
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Arbee's comment:
日本は、福沢諭吉の『脱亜入欧』で、列強と同化することにより、自信を得た。そして、著しい経済発展を成し遂げた中国の人たちは、現在、国民一人当たりのGDPがあがり、豊かになって来た。その『豊か』な象徴は、日本人の生活様式です。日本人はかつて、欧米を追いかけるが、今は、中国に追いかけられる。実は、この構造は、日本にとってチャンスではある。日本は、value-leaderになれる。日本でブームになった商品をそのまま中国や東南アジアにブームになり得る。従って、商品やサービスを開発する際に、『国際人材』を登用して、日本も東南アジアも中国も同時に好まれるような商品を開発すること。
さて、是非、インドネシア語を勉強しませんか?個人レッスンでは、皆さんが知らないようなインドネシアを経済・文化・政治などの面から紹介して行きます。
by.Arbee (Albertus Prasetyo Heru Nugroho)
indonesian language instructor and communication expert
HP www.merapi.com/arbi/i.html
Email lakilaki_indonesia@yahoo.co.jp
Mobile 090-9342-2726
インドネシア語のレッスンを承ります。
インドネシア進出を考えている企業様、是非、一度、インドネシア・インドネシア語の話を聞いて頂ければと思います。
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