【車両】スズキ、新工場建設に1千億円投資 [インドネシア納得情報]
インドネシアの自動車産業はさらに活発になりそうだ。
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スズキは28 日、インドネシア・ジャカルタ近郊に自動車の組立工場とエンジン工場を新設すると明らかにした。投資額は合計で1,000 億円規模になる見通し。組立工場、エンジン工場とも同社としてインドネシアで2カ所目。現地での旺盛な需要に生産能力を増強して対応する。
スズキはインドネシアの既存工場で小型車「エルティガ」や商用車「キャリー」などを年間約15 万台生産している。
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またこうした動きはスズキばかりではない。
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スズキばかりでなく、トヨタ自動車や三菱自動車なども生産能力の増強を計画。昨年11月には、豊田章男社長をはじめ、デンソーやアイシン精機などトヨタグループ6社のトップがユドヨノ大統領と面会し、今後5年間で約13兆ルピア(1070億円)以上の投資と、9000人の新たな雇用を約束している。
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9割が日本車であるインドネシアの自動車産業は、日系自動車メーカーにとって重要な存在である。しかし現代自動車など韓国車メーカーやVWなど欧州メーカーも同じような目線で重要な市場と捉えており、例えば自動車部品最大手、独ボッシュもインドネシア初の工場建設を発表し、その取引相手として日系完成車メーカーを大きく視野に入れている。
つまり、確かにインドネシアの自動車市場は日本の企業にとって大変有利な場所ではあるが、そこに甘えて楽観せずに、インドネシア社会にとって、本当に必要でその時代又は将来に求められる製品を思考し続けなければならない。
参考記事:
・The Daily NNAインドネシア版7月29日
・レスポンス 2013年7月29日(月) 11時50分
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