【車両】インドネシア、低価格環境対応車に税額控除認める [インドネシア納得情報]
インドネシア政府は、ついに低価格環境対応車(LCGC)に税額控除を認め、LCGCの普及への一歩が踏み出せそうだ。
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インドネシアは、低価格環境対応車(LCGC)の製造に対して税額控除を認めると明らかにした。トヨタ自動車やダイハツ工業のインドネシア合弁会社にとって大きな支援となる。
両社は、インドネシア自動車市場で大きなシェアを握るアストラ・インターナショナルと現地で提携しており、LCGCの生産設備をすでに用意している。
ヒダヤット産業相は、エンジン排気量最大1200CCで最小燃料消費が1リットル当たり20キロの乗用車およびステーションワゴンには奢侈税を課さないと述べた。
免税は、エンジン排気量最大1500CCで最小燃料消費が1リットル当たり20キロのディーゼル車やセミディーゼル車も対象となる。
一部のアナリストは、この政策によってインドネシアの自動車消費が最終的に3分の1押し上げられる可能性があるとの見方を示している。
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ジャカルタなど工場がある地区では、インフラが整っていない故に、外資のメーカーなどは独自に安く、環境にあまり良くない工場インフラを整えている。この状況に良く思わないインドネシア人の知識層はいる。このLCGCの普及をきっかけに、インドネシア全体に環境に対する意識が強くなれば、経済界全体もその流れに乗り、インドネシアの環境が少しずつ改善されるかもしれない。
(参考記事:ロイター 2013年 06月 5日 20:02)
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