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高卒ですが何か!(就活生へ) [インドネシア納得情報]

Saya hanya lulus SMU saja!
私はただの高卒です!。

ガイアの夜明けという番組で、日本人の学生の内定率が以下に低いか取り上げられています。実際に、幾度の機会で、東京大学や慶応大学や早稲田大学等の学生と色々とお話をしています。皆さんの共通の悩みは【就活】への不安です。名門大学の学生と言えども不安があるのは不思議。しかし、話をさらに聞くと、実は甘えというものが感じられます。大学で一体何を学んだのか!と。

ヒントになるかどうかは分かりませんがこの機会で私の経歴・学歴について打ち明けたいと思います。18才でインドネシアで一二を争う名門大学ITB(バンドン工科大学)に教育文化大臣の推薦書で入学。半年で国費留学で日本に来るので、ITBを中退しました。一年間、大阪外国語大学の留学生センターで日本語を学んでから、東京大学に入学しました。本当は、京都大学か東北大学に入りたかったのです。その理由は、当時のアジアの大学番付では、殆ど東大を聞いたことも無かったからです。そして東京大学に入ったら、私が想像している大学像と全く異なっています。無論、【優秀】そうな学生が沢山いますが、授業の後は、部活とバイトなので、ゆっくりと講義のことを話したり、学問のことを話し合ったりすることが出来ませんでした。そして留年を二回経て、東大を辞めました。学びたいことは東大に無かったからです。その後、東京外国語大学に入りましたが、私費なので、時給の高いバイトを探さないといけないと思い、通訳・講師・翻訳をし始めました。最初は先輩の下請けばかりやりました。留学生は、【留学】という在留資格の制約で一週間28時間以内に働かなければならないです。翻訳なら時間ではなく出来上がったもので計算されるので、通訳や講師をやっていても28時間を越えないのです。ここでは、まず只管【実績を作るmengumpulkan banyak pengalaman】ことです。
  東京外国語大学に在籍している時に、関心は 日本語文法 と 古典語 でした。理系だった自分は毎日新しいものを学ぶことが出来て、【文系も理系も】通訳が対応できるようになりました。そして、JBIC(当時)やJICAや外務省の案件などを扱うようになりましたが、在学の間に、ジョグジャ地震などがあって父が他界して、三年後に母(2009年に亡くなりましたが)が癌になってその費用も長男の自分が負担しないといけないので、大学と仕事が両立出来なくなりました。決心してもう大学を辞めるしか道が無いのです。そして、今に至ります。
  
  私は、大手企業に就きたいなぁと一度も考えたことがありません。その余裕がありません。その時々の【今】を何とかしないと前に進みませんので、私に残された選択肢は、いつも単純明快です。【行くか】【クタバルか】です。

  私は、警察大学で教えたことがあります。JICA青年海外協力隊訓練所にも教えたことがあります。周りは博士ばかりです。しかし、一度たりとも、劣等感を味わったことがありません。議論をすれば物事がハッキリします。博士とそうではない人の差は、論文を発表したことがあるかないかだけです。私は高卒ですが論文を書けますし、実際に指導したこともあります。高卒だからって、これしか出来ないとか 一度も考えたことがありません。周りはそう思っていても自分がそう思わなければいいだけのことです。

  今の日本の大学を救うために、実際に働いている仕事人間を講師として向かえて、【仕事とは何ぞや】【仕事の醍醐味とは何か】を学生に教えてもらう必要があります。大学講師の求人募集を見たら、『修士以上』『論文を二つか三つ発表したことがある』と書いてあります。しかし、外の世界では『修士か同等の能力』と書いてあったりすることもあるので、学歴だけではなく、実績で仕事できるところも少なくはありません。
  東京外国語大学のインドネシア語学科の学生の中でインドネシア語が出来る人は本当に数人しかいないそうです。今までは、何となく大丈夫ですが、これからのご時世ではやはり甘過ぎます。先生は必ず大学院だとか必ず何何学をご専門だとかそれは無くなるんでしょうね。インドネシア語の場合は、英語と異なって、辞書が揃っていないし、認定資格がありません。学生が通訳を目指す場合、どんな努力をすればいいのか 今の大学の講師じゃ答えられません。仕事のとり方が分からないからです。自己評価やそれに基づく自己アピールをどうすればいいのか 教えてくれません。その理由は単純明快で、殆どは、経験が無いからです。無論、外国大学に行って通訳を必ずしも目指すとは限りませんが、語学をやりたくなるような授業を提供するのは先生の仕事です。 私は、民間企業へ営業しに行って、自分の講座の良さをアピールしたり、そして、授業に対して対価をもらいます。その【対価の重さ】が分かるからこそ、あーするこーすると思います。http://www.geocities.jp/lakilaki_indonesia/kuliah.html
授業の悩みをさらに分析して分かりやすく上記のホームページにアップロードもしています。
面白くなければ次の仕事が無いからです。先生もピンチだよ!先生もこれをやってあれをやらないと生きていけないよ!というメッセージを学生にも伝えないといけません。

  学生の【やる気の無さ】は大学にも原因があると私は考えています。ボラバイト(ボランティア・アルバイト)というのがあるそうですが、実はどうかなぁと思います。インドネシア関係者は、ーボランティアのことをkerja bakti(ご奉仕)と言いますがーそれをやるなら大学の間でやりましょうよ。

  ただ、まっ、所詮人生ですから、うまく行かないことの方が多いです。私だって今でも悩んでいます。誰でも悩んでいます。しかし、仮に今の仕事が出来なくなっても、何でもやります!。清掃員だって立派な仕事。ただ毎日来る清掃員じゃなくて、埃がどこにあるか いつ積もるか どうやって取るか いつも最善を考える清掃員でいたい。それでも無ければ、pemulung(タバコくずを拾う人)も良い。ただ、それもただのpemulungじゃ面白くない。数学が出来たり、古典文も辞書を以って多少読んだり、有害物を知っていてどう処理するか分かってたりするpemulungがいい。
  仕事がつまらない!とか 尊敬出来ない職場の人がいないとか! それは、贅沢すぎる悩み。世の中で明日の食い扶持に困る人がまだ沢山いる。仕事がつまらなければ、面白くすればいいし!。出来ない場合は、最低でも自分を面白くすればいいんじゃないか!。アルビーとCABEで食べたり飲んだりすればいいし笑。

  ええじゃないか!ええじゃないか!で 250年続く江戸幕府が閉じて、明治が始まるように、訳の分からない仕事であっても【ええじゃないか! ええじゃないか!】で超えましょうよ!。日本で仕事が見つからなければ、中国があるんじゃないか!インドネシアがあるんじゃないか!。日本だけじゃないんです。自分を受け入れるところに行けばいいんですよ
 

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VTR興・VTR翻訳・現地取材・現地調査等を承ります。
是非、ご連絡頂ければと思います。

by.アルビー(Albertus Prasetyo Heru Nugroho)
インドネシア語講師・通訳翻訳・コンサルタント
HP        http://www.geocities.jp/lakilaki_indonesia/
Email     lakilaki_indonesia@yahoo.co.jp
Mobile   090-9342-2726

講師歴:
JICA青年海外協力隊 二本松センターNTC 講師
警察大学 講師
KOI(Kursus Orientasi Indonesia)大使館主催勉強会 講師
INJ講師

*現地取材の通訳の手配など行いますので、ご連絡下さい。


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