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バリ島における不動産の購入の仕方 [インドネシア納得情報]

インドネシアでは、外国人が法律上、土地を所有することが出来ないが、土地を買うことが出来る。
一般的には、以下の方法がある。
1)名義借り
インドネシア人とは以下の書類をサインする必要がある。

Loan agreement(借り入れ契約): 外国人はインドネシア人に土地の値段相当の金額を貸すという旨が記述される。
Right of Use agreement(土地使用の契約): 外国人は、法律の範囲で、自由に土地を使える旨が記述される。
Statement Letter(承認書): 名義を借りたインドネシア人は、外国人から借金をしたこと と外国人が土地を使用する意図を理解し、承認することが記述される。
Power of Attorney(委任状): インドネシア人は外国人が転売したり、抵当に入れたりなど土地に関する利用権を与える取り消し不能な契約をサインする。 いわゆる、インドネシア人の権利放棄。

2)PMA(外資)を作る
会社は、PMDN(Penanaman Modal Dalam Negeri)とPMA(Penanaman Modal Asing)とがあります。PMDNは、インドネシアの資本で作った会社でPMAは、外国の資本が一部か全部で作られた会社のこと。PMAを作れば、会社の土地所有が許される。
(出所:Bali Property)


Arbee's comment[ひらめき]

不動産は、大きいな買物です。資産移転の目的や、投資の目的(買った土地にハコを作り、人に貸すなど)、ビジネス目的(買った土地の上にハコを作り、スパを営んだり、小売をしたり)もありますが、気をつける必要があります。

儲かりますよ!
この土地を買えば、儲かりますよ!と言われたことがありますか?儲かるならなぜ自分で買わないのは不思議なことです。私は、目の前に、金があれば、態々人に言いません。このような誘い方を受けると是非疑って下さい

きちんとした事業計画・税金の流れの説明
バリ島に来ると何となく気持ちがいいです。香ばしいお香・物価の安さで、お金持ち気分になります。しかし、真の実業家は、ビジネスの話がある場合、事業計画と税金などを考えます。事業計画の中に、市場調査と可能なビジネスネタとリスクの予測があります。そして、これは極めて重要ですが、良き商売をするために『政府』と付き合わなければならない。堂堂と政府と交渉できるように、税金はちゃんと納める必要があります。最終的に、税金を支払った方がpungli(pungutan liar)[違法な罰金・賄賂]から逃れられますので、コストも低く抑えられます。これらを考えた上で、
本当に不動産を買う必要があるのか を決めて下さい。

常に現地人の価格を意識する
 バリ島では同じ質でも外国人は倍以上取られます。しかし、観光地から離れれば、現地人の価格で楽しめるところが多くあります。不動産もそうです。なので、買う前に、日本やインドネシアで、インドネシア人の友達を作って、価格感を少し身につけます。

情報の差は、1000万円を意味する
 この物件は1000万円で買えたのに、なぜ あの物件は3000万円なの?不動産の値段は、将来の価格上昇を期待して決まります。又、仲介の手数料・建設費用・設計費用といった不明なところもあります。調べ尽くせば、ひょっとしたら同じ地域で同じ物件の建設費用が1000万円の差があるかもしれません。調べる手間が面倒くさいと思えば、その面倒くさいことを省く手数料として1000万円を支払うことになります。
 ここで言いたいのは、調べる費用を惜しまないことです。コンサルタントに相談したり、通訳を雇い、実際にnotaris(公証人)に聞いたり、都内なら、授業を兼ねて情報を確認したりすることで、出来るだけ情報格差による価格の格差を抑えることをお勧めします。



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by.アルビー(Albertus Prasetyo Heru Nugroho)
インドネシア語講師・日本国政府機関通訳・コンサルタント
HP       www.merapi.com/arbi
Email          lakilaki_indonesia@yahoo.co.jp
Mobile        090-9342-2726
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  • 作者: 日本ファイナンシャルアカデミー 編著
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2008/08/01
  • メディア: 単行本

       

















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