ヤバイ!語 と aduh
1.Aduh! Sakit!(あっ!痛っ)
2.Aduh! Saya lupa.(しまった!忘れてしまった!)
上記の二つの使い方ならまだまだ理解出来ますが、以下のaduhの使い方もあります。
3.Aduh! Terima kasih sekali!(本当にありがとうございました)
このaduhを理解するために少し脱線しましょう。
1.このアイスは超ヤバイっす。
という文章は渋谷のMc Donaldとかに行くと時々聞こえて来ます。
標準語に翻訳すると、
2.このアイスはとても美味しいです。
ヤバイは、標準語では、あまり好ましくない状況のことを言います。
3.試験の結果はやばかったです。
というような文は、本来のヤバイの使い方ですが、いつの間にか、女子高生は、そのヤバイの意味を拡張したのです。
4.このアイスは、(言わなくても分かるでしょう!)とても美味しくて(私が一人で次々とこれを食べてしまって)ヤバイです。
つまり、ヤバイ=美味しい から 我慢出来ない。そして 我慢出来ない=良くない状態
Aduh は、本来、痛い!や好ましくない状況の時に使いますが、愛でたい語のterima kasihにも意味拡張が行われました。
terima kasih は、感謝を言う時に使いますが、恩を返せない位、感謝をする時に、本当に困りますよね。あなたのために、わざわざしてくれる人に対して、『ごめんなさい!』といいますよね。『ありがとう』で言ってもいいのに、なぜ謝るのか。この気持ちは実はインドネシア人にもあります。しかし、感謝を言う語はterima kasihしかないので、『謝る』『申し訳ない』気持ちを表すために、aduh(困った時の感嘆)を使います。
女子高生って国際的かもしれない。
by. Arbee (Albertus Prasetyo Heru Nugroho)
indonesian language instructor and interpreter for JICA
HP www.merapi.com/arbi/i.html
Mobile 090-9342-2726
Email lakilaki_indonesia@yahoo.co.jp
インドネシア語の個人レッスンを承ります。日本語での指導がOK。5月末までならキャンペン中最大4500円。silakan。
読んだことが無いけど、何かタイトルが凄そう。ヤバそう。amazonって要約が無いかな?
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