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東ティモール(1) [東ティモール]

JICAの太陽光発電の設置調査の通訳で、12月1日~12月19日まで、東ティモールに来ています。7月に一度、第一次調査で来たのですが、今回は、第二調査です。

東ティモールと言えば、ものすごく貧しいというイメージがあり、なお治安も悪いという印象があります。しかし、二度目の東ティモールは快適です。国連軍が常駐しているせいか 夜も安全です。又、国際援助が多いので、ミッションで来ている外国人が多いです。その『お金もち』の外国人のニーズに応えるために、多くのスーパーがドンドン出て来ます。

ただ、インドネシア人の私からして、東ティモールの物価が高いです。日本の半分位です。インドネシアの物価を知ってれば、『Nasi gorengの値段は、何で3ドールなの?』って思います。

今回の仕事は、首都ディリとその周辺の大学や教育省や小学校が対象です。なので、前回のように、地方に回る必要がありません。地方に行くと、電気の供給が18時~翌日午前2時しかないので、夜起きてしまうと真っ暗です。しかし、ディリなら電気が24時間。時々停電ですが、40ドール以上のホテルならジェネレーターの自動切換えなので、それ程、困っていません。

ところで、なぜインドネシア語の専門家の私が呼ばれるかというと、東ティモールの言葉の事情が複雑です。一応、国語がポルトガル語とテトゥン語ですが、インドネシア領に長くなったので、殆どの人がインドネシア語が話せます。又、政府の役人の多くは、インドネシアの大学を出ています。時々、JICAの職員さんが、英語で会議を始めていますが、
英語が出来る人しか発言しない という傾向があり、結局、話し合いがあまり深く進めることが出来ない。

本当ならTETUM語が出来ればもっともっと良いのですが、外国人向けのtetum語の教育がまだ発展していないので、M/M か MoU締結以外の現地調査は、予算が許す限り、インドネシア語の通訳をつけるべきだと思います。

政庁(palacio do governo)の前で取った写真。
(SEPE『Secretary State of Energy Policy』:エネルギー政策省へ表敬訪問する前に)
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