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JKT48(3) :インドネシアの文化送信 と日イ文化考察 [インドネシア市場調査]



インドネシアの理想的な文化配信だと思う。しかし、同時に半流ブームへの対抗策として考えられている。JKT48は、恐らくAKB48よりも【国際性】において優れている。唯一の日本人のメンバーであるレナ・ノザワちゃんがインタービューで答えてくれるように、【皆は優しくて理解しようとしている】。

インドネシアは、多民族国家。
民族は300族存在しているし、話される言語は700語あると言われています。そのために、インドネシア国内でも【国際的な交流】がある。様々な民族は、インドネシア語という統一語で話される。
しかし!
中国と異なる部分はある
つまり、インドネシア語は、少数民族の言葉なのに、国語になれる
中国語は、漢民族の言葉で、別名、「漢語」。

インドネシア人にとって、大きさは問題ではない。問題は、協調性である。皆で簡単に使えるなら、皆で使おうというのだ。それは、【理解し合う】の原点だと思う。
『弱い者への思いやりの心』とも言う。

さて、『思いやり』とは、インドネシア人にとって礼儀ではなく、『そうしなければならない』社会規範というよりも、インドネシア人というアイデンティティーを持つことで、必須な生き残り術である。思いつきの思いやり。極めて原始的な思いやりだと思う。その証拠としてインドネシア人は、直ぐに『KASIHAN(可哀想)』と言うからだ。しかし、このKASIHANという語は、単なる 被害者への共感 にとどまらず、行動にも現れて、何とかしてあげたい。まさに、kasih(give)も一緒に入る。

有難き文化 と TERIMA KASIH文化は、基本が正反対!
日本語では、何かしてくれる時に、「ありがとう」と言う。この「ありがとう」は「有難き」ということで、『頂くことは滅多に無いから、有りにくい』→『ありがたい』。であれば、互いに貰わないことは、理想だとして、比較的に『自立』が美だとする社会。非常に、強い民族である。

日本語の『ありがとう』に当たるインドネシア語は、terima kasih!
terima = 頂く (english=receive)
kasih   = 与えるもの
terima + kasih = 頂きます!。

語の成り立ちから分かるように、インドネシアの社会では、『互いに与え合う』ことが美とされるのである。つまり、人は弱いということで、完全に独立して自立が出来ないという社会構造
他力本願という語は、日本語では悪いニュアンスに聞こえるが、インドネシアでは、プラスに解釈される。つまり、【頼っていいよ】という。

このように、【語の成り立ち】から、なぜインドネシアは、facebookユーザーにおいて世界二位なのか も説明が付く! インドネシア人は弱いからだ!。だから、友達が要る。パソコン普及率は10%満たないインドネシアなのに、facebookユーザーが世界二位多い原因を裏付けるのである。

さて、日本とインドネシアはこれから同じ目線で手を組むべきだと思う。IT時代・高齢化社会では、強がっていても、恐らくもう【自立】は限界!。そこで気持ち的に、【頼っていいよ】というインドネシア人と組めば良いと。最高のコンビになると思う。しかし、そこで、危険も潜む!

つまり、 自立 > 頼り合い というステレオタイプ。微妙に異なりますが、ここで、【日本語】で説明すると論文になるぐらいに様々なことを定義しないといけない。是非!インドネシア語を学び、その世界を体感してください!。

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Albertus Prasetyo Heru Nugroho
インドネシア総研代表取締役
www.indonesiasoken.com
arbee@indonesiasoken.com
東京都渋谷区代々木1-21-8 クリスタルハウス 5F
03-5302-1260

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