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JKT48(1) :インドネシアと日本の 美の観念 と 社会的評価 の相違 [インドネシア納得情報]

インドネシアでは最近韓国ブームが起きています。大々的なBtoCの文化輸出が行われています。しかし、私が考えるには、日本はこのブームに乗ることが出来ます。それは、一般的なインドネシア人は韓国と日本の違いがそれほど分からないからです。

質の高い 韓国 =日本
質の低い 日本 =韓国

無論、商品開発の段階において、詳細な調査を実施して、商品イメージとその広告効果も考える必要があります。

さて、今回はJKT48について考えたいと思います。JKT48は、ASEANや日本で人気になれると思います。理由は
1.日本人受け(日本人の美人観念に近い)
2.堅実

日本は明治時代の時に、不美人礼賛の動きがあったとされて、美人は裏切り者で、不美人は真面目。卒業面という語がある位、女学校を卒業出来るのは、不美人だけ。美人は、女学校に通っている間に嫁に出されたりするからです。ただ、高度成長期に入ると、
1.誰でも美人になれる(化粧品・スポーツセンター・ダイエット)(美人の後天的性質)
2.美人礼賛文明(美人で何が悪い?)
という動きがあります。
平成に入ると大学を卒業することが簡単になるので、女性は勉学よりも恋愛等に時間を費やすことが増えて、大学デビューはイコール美人の仲間入。そうなれば所謂美人はどこにでもある。どこにでも見つけられるという。供給が増えれば価値が暴落。AKB48のコンセプトは『会いに行けるアイドル』ですが、まさに平成のアイドルに相応しい。なぜなら、美人は、どこにでもいるからです。

しかし、
インドネシアでは、どのようになるのでしょうか?

私はJKT48が良いなと思います。しかし、私は18才から30才(今)まで日本にいるので日本の美的観念に慣れていますし、美人に対する評価は日本的だと思います。

インドネシアは、美人は経済状況に比例しています。大金持ちが通う大学に行くと美人をいと簡単に見つけることが出来ます。JKT48のメンバーの経済状況までは見ないけれど、皆さんは、アイドル!は一時的な仕事だと思っているし、むしろ、今回のJKT48活動に参加することはボーイスカウトに参加するのと同様で、将来に向けて何か能力をつけるために参加したのではないでしょうか?

問い合わせ:
info@indonesiasoken.com へ。
www.indonesiasoken.com

【インドネシア総研・研究員】
Albertus Prasetyo Heru Nugroho(アルビー)
代表取締役
日本在住11年目。国際物理オリンピックインドネシア代表を経験して、東京大学にて物理学を専攻、東京外国語大学にて日本課程を専攻。警察大学講師、技術通訳など経て(株)インドネシア総合研究所代表取締役社長に就任。日本を愛し、枕草子の世界が大好き。方言を聞くと落ち着くジャパオタ。


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