SSブログ

Pedagang Kaki Lima(屋台商人)は足が5本ではない。 [中級]

今回は私の得意分野の言葉の歴史のお話です。インドネシアの小売り(retail)は統計によれば、インドの次に数が多いそうです。コンビニ等のmodern retailがありますが、伝統的なものもあります。又、伝統的な小売りの中でPKL(Pedagang Kaki Lima)と呼ばれる商人がいます。日本語では、屋台商人や道端の商人とも訳しますが、本当はどうなのか?又、Kaki(足)Lima(5本)と実際にどんな関係があるのか?

オランダ植民地の時に、道路を作る際に、【歩道】を作る義務がありました。その歩道の幅は5feet つまり 5 kakiです。歩道は人が通るので商売がやりやすいです。そこで、商人たちは、5feetの幅の歩道で商売をするようになります。のちに、この商人のことは、Pedagang Lima Kakiと呼ばれるそうですが、時代とともに、5feetの規制等が忘れ去られて、結局、【再定義】が人々の中で行われて、【歩道の商人】から【5本の脚のある商人】へ。ただ、そうなると、道端で商売している商人は必ずしも移動式屋台をもっている訳でもないので、困っています。最終的に、Pedagangという語を修飾するKaki Limaの意味が消えてしまいます。
 PKL.jpg

Arbee's comment
昨日、インドネシアを研究している学者の名簿をスタッフの松村博士が整理してくれました。最近、インドネシア総合研究所に経営者だけではなく、【学者】も来ます。松村博士とは、東大にいた頃、同じ時期に入学したが、つい最近出会いました。インドネシア総合研究所は【産】の色が強いですが、マナドプロジェクト等で学習院大学とも繋がりを持っていたり、今度、【産官学】の連携が実現できればと考えています。政府の仕事は去年から引き続き経済産業省のCOOL Japanも主幹事として引き受けたりしました。それぞれの特徴はありながら、それぞれの強みを活かします。
  松村博士の研究は、インドネシアの華人について、11月末に【インドネシアの華人のルーツ及びそれぞれの華人の購買パターン】をテーマに合同で私と松村博士とで講演を行います。12月は東大でDNAの研究をしているDavin博士とBIO-TECHNOLOGYビジネスについての講演も企画しています。DEEP INDONESIA と BUSSINESS INDONESIAを提供したいですね。ますますインドネシア総合研究所らしゅうなりますので、是非ともインドネシア進出をされる際にお声をかけて頂ければと思います。 

by. Albertus Prasetyo Heru Nugroho
インドネシア総合研究所  CEO
www.indonesiasoken.com 
lakilaki_indonesia@yahoo.co.jp

 にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ
              にほんブログ村

sponsor oleh 
holygyu4.jpg

the REAL WAGYU STEAK Holygyu
@PANGLIMA POLIM V.no21

we will expand our bussiness to japan and other ASEAN countries.
Japan with Indonesian taste!! Coba ya!! 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。