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アルビーのジャカルタ弁シリーズ 『~deh』 

警察学校委託授業
新橋勉強会(土曜日)
横浜勉強会(木曜日)
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1.Pulang,deh!
2.Ngga,deh!
3.Di sini saja,deh!

上記のdeh [デー』は、日本語に訳せば、
1.帰ろう。帰るよ。
2.いいよ(断る)
3.ここにしようよ。

と何となく『~よ』にあたる。しかし、『~よ』と訳すのはdehだけではないので、難しい。そこで、まず、dehは、如何なる時に出現するか 理解する必要がある。

A:Pak,5000,ya?
B:Wah,terlalu murah.
A:6000 bagaimana?
B:Mmmm,iya deh!

A:おじさん、5000で負けてもらえませんか?
B:安すぎるんだね。
A:6000はどう?
B:ん~~、分かった!。

iya deh の部分は、『分かった』と訳せるのは、売る方が、実はもっと高値で買って欲しかったが、交渉が面倒くさくなるので、諦めたからだ。つまり、deh は、
a.面倒くさい
b.諦めた
c.あきれた
という気持ちに伴う『文末詞』である。

さて、以下の文は、なぜ正しいのか 上記のルールで考えて見て下さい。
1.Kalau mengantuk,tidur saja,deh.
眠たければ、寝れば
2.Pokoknya,capek,deh.
まっ、兎に角、疲れたんだよ。

回答:
tidur saja,deh! と言う文は、『我慢している』相手に対して、それを諦めなさいと。又、そんな中途半端な相手に対して、『あきれる』気持ちも出てくるので、dehが使える。無論、『諦めてもらう』や『あきれる』程度はさほど大きくなくとも良い。

pokoknya は、日本語の『兎にも角も』と訳せる。つまり、結論を促す語である。capek(疲れる)は、何かそうさせる原因があるが、それを説明するのは『面倒くさい』ので、deh が使える。又、pokoknya は、結論を促す語でもあるので、deh と相性が良い。


一言:
継続は力也。
私が今八ヶ月見ている警察学校の学生は、通訳が出来る位、インドネシア語が出来る。留学した東京外国語大学の学生ですら叶わない。これはやはり、『情熱』と『継続』する力の差があるからだと思う。
 又、個人レッスンで、九ヶ月見ているYさんとYさんもそれなりの上達ぶりを見せる。九ヶ月だけで、6年間以上学んだ英語力を追い越している。シンガポールの空港で、英語が出てこなくて、あえて、インドネシア語が出た。そして、それが通じた!という話を聞いて、何だか嬉しい。

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